野菜スープから野菜の栄養は摂取できるのか

野菜をたくさん入れたスープを作ってストックしておいたり、市販の野菜スープで栄養を補おうと心がけている人もいるでしょう。一昔前に比べると、野菜スープの種類は驚くほど増えて、忙しい人にとって便利に思える時代となりました。中には一日分の野菜が取れる野菜スープなどもあり、思わず手にとってしまうこともあるはずです。
しかし、本当に野菜スープで野菜スープの栄養を取れるのでしょうか。ここでは、野菜スープから取れる栄養について、お話しましょう。

 

加熱によって損なわれやすいビタミン

 

野菜に多く含まれる栄養素としてビタミンがありますが、ビタミンは加熱に弱いものが多いことをご存知でしょうか。中には加熱によってもビタミンが破壊されにくい野菜もありますが、種類は限られています。ほとんどの野菜が、熱を加えることによって多くのビタミンを失ってしまうのです。

 

スープにすることによって野菜の量をたくさんとることが出切るとはいえ、野菜を食べる意味は350gなどの一定量を食べさえすればいいということではないでしょう。
量さえとればいいなら、毎日もやしを350g食べればいい話です。いかに栄養を摂取できるかどうかも重要であり、350g程度の野菜をとれば必要な栄養素も大体とれることになるという認識をしておいたほうがよさそうです。

 

もちろん、野菜スープを食べる意味がないということではありません。食物繊維をたくさんとるためにはたくさんの量の野菜を食べる必要がありますし、そのためには野菜スープは便利なメニューといえます。

 

野菜スープの調理法

 

野菜スープでも野菜の栄養を多くとるには、野菜をくたくたに煮込んでしまわないようにすることが大切です。例えば、スープは別に作り、野菜の加熱をある程度に抑えておけば、ビタミンや酵素が破壊されない状態で食べることもできるかもしれません。

 

しかし、野菜スープで野菜の栄養をとりたいときは、多忙なときが多いでしょう。余計な手間をかけて作る野菜スープなら、生野菜を食べたほうがいいと思えるかもしれません。また、市販の野菜スープからは、思ったほど野菜の栄養をとれないことが多いものです。